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宅配クリーニングで失敗しないために 自分に最適なサービスを選ぶポイントを紹介!

宅配クリーニング業者の選び方

宅配クリーニングサービスを提供する業者は、業界の草分け的大手から、家族経営のクリーニング店まで、日本全国に無数に存在しています。手間をかけることなくクリーニングの依頼・受取りができる宅配サービスはとても便利ですが、たくさんのサービスが提供されているので、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

複数業者のサイトを確認すると、業者によって提供するサービスや価格帯が大きく異なるようです。

どのサービスを選ぶのがよいのでしょうか。安いところ? 業界大手? それとも、「高級」を謳っているところ?

こちらの記事では、宅配クリーニングサービスを選択する際のポイントを解説します。宅配クリーニングを選ぶ際に重要なポイントは全部で3つ。順番に確認していきましょう。

Point1: 出したい品物で絞る

宅配クリーニング業者を選ぶとき、まず考えるべきなのは「クリーニングしてもらいたいものが何か」ということです。

実は、一口に「クリーニング」と言っても、業者によって洗えるもの、有する技術の種類やレベル、得意とする品物が大きく異なります。どこの業者に出すかによって、仕上がりの品質は大きく異なりますよ。

例えばジャケットであれば、汚れを落とすクリーニングの技術はもちろん、ぴったりと身体に合った立体的なプレスで仕上げる技術が必要とされます。

クリーニングしたいものによって最適な業者は異なるので、まずは何を出したいかをはっきりとさせましょう。

このとき確認すべきは、クリーニングに出したいアイテムの「種類」と、汚れやシミなどの「状態」です。シミ抜きなど、単なる洗浄以上のお手入れが必要なものは要注意ですよ。

迷っている場合や、クリーニングしてもらいたい品物の種類が多いときには、取り扱っている製品の幅が広い業者を選択するのもおすすめです。

宅配クリーニング業者の選び方

①日常遣いの衣類を出したい

スーツ、ワイシャツ、量販品のコート、ワンピース、制服類などの日常遣いの衣類ならば、まとめて依頼することができ高頻度で利用しても家計に負担のかからないお手頃な価格設定のサービスが最適です。

実店舗と同程度の値段や、さらにおトクな値段でまとめてクリーニングを行ってくれるサービスもありますよ。ラクしながら節約することができれば最高ですよね。

また、毎日着る衣類なら、返送までの日数も重要です。「普段着やスーツが長い間戻ってこない……」なんてことになったら困ってしまいますよね。

サービスによっては納品まで数ヶ月かかってしまうものもあるので、必ず必要な時期に間に合う納期が明記されているサービスを選択するようにしましょう。最短で2〜3日で返送してくれるという業者もありますよ。

衣替えシーズンの利用を考えている方は、クリーニング後、専用の倉庫で必要な季節まで衣類を長期間にわたって預かってくれる「保管サービス」を利用するのもおすすめです。

コートやニットなど、シーズンオフのかさばる衣類を預けることができ、湿度・温度管理のなされた環境下で保管してもらえるので、自宅に置いておくよりも衣類に優しくクローゼットがスッキリすると好評ですよ。

②大切な衣類を出したい

着物やドレス、皮革製品、高級衣類、高級ダウンなどは、単に「洗えます」と謳っているところではなく、専門の技術を有した業者に依頼することを強くおすすめします。クリーニング業者のなかには、国内随一の専門技術を遠方のお客さまにも提供したい、という思いで宅配クリーニングサービスを提供しているところもありますよ。

自宅近くのチェーン店に大切な衣類を依頼したところ、「予想もしなかった残念な仕上がりで戻ってきた……」ということはないでしょうか。通常のクリーニング店に大切な衣類を預けることは、正直言っておすすめできません。ワイシャツやスーツ、ワンピース、制服類などの「一般衣類」と、それ以外の、デリケートな素材使用で高級な衣類とは、取扱い方法がまったく異なるのです。

クリーニングの失敗例でよく見受けられるのが、高級ダウンです。高級ダウンは、一般的なドライクリーニング業者に出すと、非常に高い金額を請求された上、「型崩れした」「汚れが増えた」「保温性がなくなった」などといった残念な結果になってしまうことも。ダウンを洗ってくれるとはいえ、量販店の品物と同じ扱いで洗う業者に数十万円のダウンを出すのは大きな賭けと言わざるを得ません。

最適な洗浄方法を見極めてくれたり、顧客ごとの個別洗浄を行ってくれたり、シミ抜きや毛玉取りなどを無料で行ってくれたり、職人が手仕上げてプレスしてくれたりと、一般的なクリーニング店ではオプション料金となる内容が標準仕様になっているワンランク上の仕上がりが約束されたサービスもあります。

③シミや汚れが気になる衣類を出したい

シミ抜きが有料なのか、無料なのか、どの程度のシミまで対応してくれるのかは業者によってさまざまです。シミや汚れが気になっているのであれば、専門の「シミ抜き師」が在籍しているクリーニング業者に頼むのが最適です。

実は、シミは通常のクリーニングでは落ちない場合がほとんどで、頑固なシミを落とすには専用の薬剤と機材、熟練した職人の知識と技術が必要となります。

シミの原因、生地の状態などを見極めて作業してくれる業者に依頼すれば、通常のクリーニング店では落とすことのできなかったシミもキレイに落ちるかもしれませんよ。

④衣類以外のものを出したい

ご自宅に布団やぬいぐるみ、絨毯、靴やカバンなど、「洗うべきだとはわかっているけれど自宅で洗うのは難しい」というものはないでしょうか。

これらもしっかりとキレイに洗い上げてくれる業者があるので、要チェックです。

Point2: クリーニングの方法で絞る

対面で業者とやりとりすることのできない宅配クリーニングですから、やはり仕上がりの質が気になりますよね。職人の腕によって左右される部分も大きいですが、実際どのような技術力を有しているかは、品物が返ってくるまで実感できません。

クリーニングに出した品物が戻ってくるまでには、大きく分けて検品・洗浄・乾燥・プレスの工程があります。検品とは、品物の工場到着後、シミがないか、どのような方法で洗うのが適切か等のチェックを行うことです。

洗浄・乾燥・プレスは、それぞれの業者によって採用している方式が異なります。実はどのような方法で洗浄・乾燥・プレスの3工程を行うかによって、ある程度は仕上がりの質が決まってしまうのです。

さまざまな技法があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、しっかり把握して業者を選ぶか、もしくは職人が最適な方法を見極めてクリーニングを行ってくれるサービスを選択するのがおすすめですよ。

①洗い方

・ドライクリーニング

「クリーニング」といえば、通常、「ドライクリーニング」のことを指すでしょう。ドライクリーニングとは、水の代わりに石油溶剤を用いた洗濯方法です。

水によって縮んだり色移りが起こったりしてしまう素材の洗浄に適しており、皮脂や口紅、油染みなどの油溶性のシミを落とすことができます。

水洗濯と違い、石油溶剤は簡単に廃棄することができないため、濾過・蒸留などを行うことで繰り返し使用されています。この溶剤管理が、ドライクリーニングの質を左右する重要なポイントです。きちんと溶剤管理を行っていない業者にクリーニングを頼んでしまうと、「かえって汚れて戻ってきた」「イヤな匂いがする」なんてこともありえます。

宅配クリーニング業者のなかには、どのように溶剤を管理しているか、どんな状態の溶剤を使用しているか、きちんと示してくれているところもあります。石油溶剤の管理をしっかりしている業者を選ぶのが大切ですね。

ただし、ドライクリーニングは、家庭の水洗濯では難しい汚れを落とすことができますが汗や食べこぼしなどのシミは水溶性のため、落とすことができません。また、天然素材で、素材そのものに油分を必要とするものは、ドライクリーニングによって本来の質感や機能性を失ってしまう場合もあります。

そうしたものを洗ってほしい場合は、後述する「ウェットクリーニング」も行っている業者を選ぶようにしましょう。

・ウェットクリーニング

汗の汚れを落としたいという方は、ウェットクリーニングを行っている業者を選択するようにしましょう。「ウェットクリーニング」は、文字どおり水で洗浄を行う技術です。

「家庭の洗濯と何が違うの?」と思われるかもしれませんが、ウェットクリーニングでは、専門の薬剤や熟練した職人の技術によって、本来はドライクリーニング向けである製品も水で洗い、ドライクリーニングで落ちない汚れを落とすことができるのです。

衣類の状態が気になる方は、品物によって最適な洗浄方法を考えて洗ってくれる業者や、ドライクリーニングとウェットクリーニングをどちらも行ってくれる業者を選ぶのがおすすめですよ。

ちなみに、高級ダウンや扱いが難しいブランド品、皮革製品などの「丸洗い」を謳っているのは、このウェットクリーニングの技術が高く、とりわけ扱いに注意の必要がある品物も洗うことができる専門業者です。

②乾燥方法

また、乾燥方法も非常に重要です。家庭で洗濯する際にも、干し方が仕上がりを左右しますよね。

乾燥の方法
・タンブラー乾燥

乾燥方式で、もっとも一般的なのは「タンブラー乾燥」です。

衣類を機械内で回し高温で乾燥させるため、効率的で低コストですが、生地の傷みや縮みの原因となる場合があります。

・立体静止乾燥方式

「立体静止乾燥」は、クローゼットのような形の乾燥機で、衣類をハンガーにかけた状態で乾燥させるものです。

衣類を吊した状態で低温乾燥させるので、型崩れすることなく、生地同士の摩擦による傷みもないのが特長です。

大切な衣類を預ける際には、「立体静止乾燥」を謳っているサービスを選択するのがおすすめです。

③プレスの方法

クリーニング・乾燥を経た衣類は、最終工程「プレス」を経て梱包・返送されます。このプレスも、仕上がりを決める重要な工程です。

簡単に言えば、アイロンをかけることで衣類の「形」を決めるのがこの「プレス」です。

・機械プレス

実は、「ワイシャツ」「スラックス」「スーツ」などは、全自動でプレス工程を行ってくれる機械が存在します。このプレス機械によって低コストが実現されています。

また、どのようなプレス機を用いて仕上げているかによって、クオリティが変わるのです。

洋服は、人体にフィットするよう、立体的に作られています。この形を崩すことなく仕上げてくれる、「立体プレス」方式を謳っているサービスがおすすめです。

・手仕上げプレス

機械で一律に仕上げられたものより、衣類の形に応じて丁寧にプレスしてほしい……という方は、「手仕上げ」を謳っているサービスを選ぶようにしましょう。

プレス機を用いるサービスに比べ、コストはかかってしまいますが、熟練した職人が対応し、衣類の形を見極め最適な形に仕上げてくれますよ。

Point3: 価格形態とコスパで絞る

さて、宅配クリーニングサービスは、クリーニングに出したい品物や、衣類の状態に合わせて選択することが重要だとご説明してきました。それでは、実際に利用する際の価格形態はどのようになっているのでしょうか。

せっかくなら、サービスの質だけでなく、コストパフォーマンスが高いサービスを選びたいですよね。

宅配クリーニングサービスの価格形態は、大きく分けて3つあります。どのようなものを何点出したいかによって、どの価格形態のサービスがおトクなのかは変わってきます。

なかには初回利用者限定のおトクなサービスを提供している業者もあるので、一度利用してクオリティを試してみるのもよいかもしれないですね。

宅配便を利用するため、送料のことも考える必要があります。往復送料無料のもの、利用料金によって負担額が変動するもの、地域によって送料が変動するもの、往復送料を依頼側が負担しなくてはならないものなど、サービスによってさまざまです。

価格形態① パック方式

5点・10点・15点など、最大●点まで、という点数に上限が設けられた定額制の「パック」方式。申し込み後集荷キットが届けられ、そのキット(不織布バッグなど)に入れて発送します。

家族の分の冬物コートをまとめてクリーニングに出したい、という際にはおトクですよね。ただし、集荷キットに入りきらなかった場合は最大点数以下でもそこでおしまいとなってしまうので、集荷キットのサイズには要注意です。

決められた点数以内であればどのような組み合わせでもOKというサービスや、10点のうち3点まではダウンコートOKというサービス、スーツなどをまとめて出すことができるサービスなど、業者によって様々な特徴があるので、申し込みの際に確認しておきましょう。

ワイシャツやネクタイなどを出したい場合は、2点や3点で1点カウントとなっているサービスを選ぶのがおトクでおすすめです。子供服も、業者によっては2点で1点カウントなどといった子育て世帯に優しいサービスを提供していますよ。

また、高級衣類や、着物、革製品など、特殊な取扱いが必要な製品はパック方式では出すことができないので注意しましょう。

価格形態② 詰め放題方式

文字通り、上限点数のない詰め放題形式は、パック方式と同様、申し込み後に集荷キットが届けられます。キットに入る一般衣類であれば何点でもOKというサービスです。

とにかく安くたくさんの品物をクリーニングしてほしい、という場合には、詰め放題形式で集荷キットの容量が大きいサービスを選ぶのがおすすめです。

もちろん、衣類は素材によってぎゅうぎゅうに詰め込むとシワができてしまいます。また、パック方式同様、高級衣類や、着物、革製品など、特殊な取扱いが必要な製品は取り扱ってくれません。

ワイシャツなど、日常遣いの衣類をまとめてクリーニングに出したいけれど、忙しくてなかなかクリーニング店には行けない……という方にぴったりのサービスがこちらです。

詰め放題について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてくださいね。

価格形態③ 品物ごとの料金設定方式

一般的なクリーニング店同様、品物ごとにクリーニング料金が設定されているサービスもあります。こちらは、主に高級なクリーニングに見られる料金形態です。

金額に傾斜をかけることで、それぞれの衣類に最適な方法でクリーニングを行ってくれます。

コートなどの製品は、パック方式や詰め放題方式のサービスで出すよりも1着あたりのクリーニング料金が上がってしまいますが、反対にワイシャツなどの低単価の製品はパック方式よりも安上がりかもしれません。

また、一般衣類に含まれない皮革製品、毛皮製品、着物、高級衣類などは必ず品物ごとに料金が異なります。あらかじめ設定されているものもあれば、見積もりが必要なものもありますが、他店では扱ってくれないものも洗ってくれるので、高価になることは止むを得ないと言えるでしょう。

こうした料金形態の場合は、利用金額によって送料が変動し、一定金額以上の利用で送料が無料となることが多いため、こちらもまとめての利用がおトクです。

まとめ

宅配クリーニングサービスの賢い選び方がおわかりいただけたでしょうか?

まず出したい品物を決め、最適なクリーニングの方法や質を考え、価格で絞る、というステップを踏むことで、どんなサービスを選択すべきなのかはっきりしますよ。

理想の宅配クリーニングが見えてきたら、いざ利用を申し込む時です。でも、「宅配クリーニング」と検索すると、広告も含め、膨大な数のサービスがヒットしますよね。「類似のサービスを一気に確認できたらいいのに……」と思いませんか?

おすすめ宅配クリーニング

SENTAKU編集部は宅配クリーニングを提供している業者を徹底調査し、50サービスを利用シーン別にまとめて比較・紹介しています。口コミやレビューまで確認し、実際に利用した方の評判も把握しました。

日常遣いにピッタリなサービスも、大切な衣類を安心して預けることができる丁寧なサービスも、一般のクリーニング店では取り扱えない特殊な製品を洗ってくれるサービスも、布団など衣類以外のものを洗ってくれるサービスもありますよ。

利用の際のプランや、会員・会費制度についてなど、詳細な情報もしっかりご紹介しています。

きっと理想の業者が見つかるので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

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